御成、未知との遭遇!!…な第15話。
「仮面ライダーゴースト」感想。
第15話「苦悩!頑固な脱出王!」
脚本:福田卓郎 監督:山口恭平
こんにちは、キャキャロット(@anothercommuni)です。ユルセンに驚愕した御成の姿は、番組当初での初々しさを感じました。今では幽霊の存在を当たり前のように受け入れていますが、当初の彼らはいちいち慌てふためいていましたよね。その頃の姿をふと思い出して、何だか懐かしい気分になります。それと、マコトが以前口にした「ケジメ」の意味するものが、直に明らかにされそうですね。カノンは肉体を失っていたのにも関わらず、マコトは肉体を有していた。アランを通じてその謎が見えてきそうです。では、感想を述べていきます。
- 時代錯誤のスパルタ特訓。
■カノンを守る為に、そしてタケルと肩を並べて戦う為に、マコトは更なる力を欲した。闘争心を糧にフーディーニが課した試練を乗り越えることで、過去の自分からの脱出("弱い頃の自分"という殻を打ち破った)を果たした。
■タケルは英雄を敬い歩み寄ることで、良き理解者であろうとした。一方のマコトは、自らの信念に英雄を引き寄せ、従わせる手段を取った。両者を比較すると、英雄との接し方は各々によって異なる。
■「マシンフーディーニ」は、「仮面ライダーカブト」に登場する仮面ライダーガタックの専用マシン「ガタックエクステンダー」の変形機能を彷彿とさせる。そして同時に、マシンを身に纏うというギミックの進化が伺えた。
- あの入浴シーンを再現?
(画像:茶碗風呂 目玉おやじ)
■ユルセンのことを「妖怪ウォッチ」のウィスパーの紛い物程度に捉えていたが、実際は「ゲゲゲの鬼太郎」の目玉おやじから着想を得ていることに今更ながら気付いた。入浴シーンが唐突に挿入されたのは、オマージュの意味が込められていたのかも。
- 今週のアカリさん。
■男達の不器用な友情に呆れつつも、微笑んでその様子を見つめていた姿が印象的。
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