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降参を勧めるだなんて…、ヒットさんおひっと好しね…な第38話。(ドラゴンボール超 感想)

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ドラゴンボール超 第38話感想。

『第6宇宙最強の戦士!殺し屋ヒット見参!!』脚本:吉高寿男

こんにちは、キャキャロット(@anothercommuni)です。いやー作画と演出は良いし、それなりに動くし、戦いの緊迫感はあるわで、ストレスフリーで楽しめた素晴らしい回でした。他の人の反応はどうかなー…とTwitterを伺っていたのですが、楽しめた人の割合の方が多くて何だか安心しました。ただ、未だに「作画が…」と言っている人もいた。でも今回は、流石に非難されるほど酷くなかったよ。あまりにも評価が辛すぎる。言いたくはないけど、そのような人達は目が肥えてるから、いつまで経っても「超」には満足できないんじゃないかな。(作画が綺麗じゃなきゃ絶対に許せない、と思うなら、いっそのこと深夜アニメやジブリ作品だけ見てれば宜しいんじゃないかしら…)

では感想を述べていきます。


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もうね…ヒットさんの戦法、個人的にどストライクですよ。格好良すぎる!!小さな構えから繰り出すコンパクトな攻撃。派手さはないながらも、確実に急所に打ち込みダメージを与えていく。べジータには悪いけど、ヒットが圧倒する姿は見ていて気持ち良かった。

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衝撃波のエフェクトもイカすね。

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背後をとられても、この落ち着きようですよ。いやー是非私も見習いたい、常に平静さを保っていたいもんだ。

ヒットさんは動きが極端に少ないんですよね。他の選手の試合中、目を閉じ微動だにしなかった。それは、殺しはあくまでも仕事、という考えがあるからなのかも。つまり、余計な体力は消耗したくないし、むやみやたらに命を奪いはしない、ということ。事実、キューブを奪おうしたフロストを殺しはしなかったし、相手に何度も降参を勧めたのは、そのような理由なのではないか。妄想が捗りますよ。

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ブルマ「べジータの奴、何勝手にふっ飛んでんのよ!!」
この台詞で、そっか、と思わず頷いた。攻撃した瞬間は誰にも見えないんだから、ブルマ達には勝手にふっ飛んでいるように見えるわ。となると、かなりシュールな光景が眼前に広がっていたと。

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悟空「ニヒヒヒ、やっと本気出してくれたか。じゃあオラも、全開でいくぜ!」
超燃える台詞です、熱いぜ熱すぎる!!次回の全開バトルが待ち遠しくなる。

語気を強めての「全開で行くぜ!!」、野沢さん渾身の演技に痺れました。明るくてゆるーい雰囲気も好きだけど、たくましくて勇ましい雰囲気はもっと好き。

しかし、「超」はテンポ早いよね。べジータの敗北から、悟空のターン、そして時とばし攻略…と、これらの要素を1話で描ききってしまうんだもん。ここまでサクサク進むと、「第6宇宙編」を1クール程度で終わらせるつもりなのかと勘繰ってしまう。散々、再放送紛いの内容で尺稼ぎしていたくせにさ。個人的には、今回はべジータ敗北まで、次回は悟空が時とばし攻略まで、ぐらいのテンポでじっくりバトルが見たかったです。けどその反面、テンポが良いと情報量が多い利点もあるから一概に悪いとは言えないんですけどね。

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まあとにかく、モナカ同様に私も鳥肌が立つほど楽しめた第38話でした。


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