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やっぱオラ、強え奴と戦うとワクワクすっぞ…な第26話。(ドラゴンボール超 感想)

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ドラゴンボール超」感想。第26話。

「大ピンチに勝機が見えた! 反撃開始だ孫悟空!」(脚本:小山 真)

こんにちは、キャキャロット(@anothercommuni)です。まず一言、今回は素直に楽しめました。戦闘シーンが素晴らしいのと同時に、物語の運び方が良かったです。「劇場版 復活のF」では、悟空が光線銃に倒れた後フリーザべジータに悟空の止めを刺すよう指示します。私としては『ちょっと待てーい。お前わざわざ悟空を殺す為にやりたくもない修行に精を出したと違うんかい。自らの手で殺さないのかよ!』と突っ込んでしまう場面でしたが、今回は見事に改善されていました。尚且つそこでべジータが悟空をフォロー、そして選手交代の流れは違和感なく自然な成り行きでした。あと一点良かったのは、悟空がSSGssの変身を解除したことでガードが緩くなり虚を突いたソルベの光線に倒れた、と変更されたことです。この変更ならば、悟空が倒れた経緯に許容できる方もいるのではないでしょうか。脚本家の小山さんの手腕が光りました。そして次回で「復活のF編」は終了、長く険しい道程でしたが待望の「第6宇宙編」まであと僅かですね。では感想を述べていきます。

  • 動きが良さげ。

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■腕のしなり、衝撃波、更にはスピード感や戦いの駆け引きは目を見張るものがあった。何より、アクションが多いことに好印象。

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■特に印象に残ったアクションは、回転を利用した攻撃。悟空は肘打ちでフリーザは尻尾、両者共に遠心力が付与された打撃には"重み"が感じられた。如何にも痛そうに見える為、戦闘の迫力が増していた。

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■ゴールデンフリーザの方が若干ながら地力で上回る。手数の差で、悟空との実力の違いを見せつけた。

フリーザの気弾は悟空に到達してダメージを与えている、一方悟空の気弾はフリーザには届いていない。この場面は、悟空がフリーザの体力を消耗させる為に攻撃を煽る(促す)戦術を取っていたとも考えられる。だからこそ、悟空は敢えて劣勢を演出していたのかも。劣勢だったのか演技だったのか…まあ実際の所はよく分からん。

  • 悟空はバカじゃない。

ビルス「へえ~、考えたじゃないか」
ウイス「悟空さんにしては頭を使ったようですねぇ」
■気になった箇所。悟空の本領を見誤っているかのようなウイスの発言。別段不可解ではないが、経験を重ねる毎に身体能力や戦術が洗練されていった悟空の姿を見てきた視聴者としては、ウイスが悟空の才能を適切に見極めきれていないように感じた。しかし神を超えた強さを手にしてしまったが為に、慢心や過信が生まれて悟空の新たな弱点になっていることは事実。その結果今では思慮が浅くなった、とも考えられるのかな。

  • ジャコの扱い。

■ブルマに痛め付けられるジャコ。一見するとブルマが野蛮で乱暴に見える描写で、不快に感じる方はいると思う。しかし、戦わない分際で偉そうに見物している保身第一のジャコに制裁を加えている彼女の様子は、私としては気分が良い。それにしても、DB超でのジャコの役割とは何だったのだろうか…現状"目が良い"だけだぞ。


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