Twitterの「🌟ふぁぼ」から「♥いいね」への変更。その理由とは。
Twitter、星アイコン「ふぁぼ」からハートの「いいね」へ
「🌟(星アイコン)」➡「♥(ハートアイコン)」
- 変更した理由とは。
Twitter社によれば、ハートマークは言語や文化、時空を超えた普遍的なシンボルであり、今回の「いいね」ボタン導入によって、より幅広い感情を表現できるようになるという。また、特に新規のユーザーにとって星アイコンはわかりにくかったが、ハートアイコンにしたことでより簡単に、直感的に使いやすくなるとしている。(出典:[livedoor news 星アイコン「ふぁぼ」からハートの「いいね」へ]の記事を一部抜粋 )
「Twitter」が更なるユーザーを獲得し、「Facebook」よりユーザーの利用率を高める為。
サムズアップ(英: Thumbs up)は、親指を立てるジェスチャー。日本では一般に「Good」を意味する。英語圏では肯定的な意味を持つが、中東、西アフリカ、南アメリカ(ブラジルを除く)では侮蔑の表現となる。その他、ヨーロッパやアジアの一部の国ではわいせつな表現となる。(出典:Wikipediaのサムズアップの項目、一部抜粋。)
と、他者に良い印象を示す為に用いられています。例外の国もあるとのことですが。
Facebookと言えば「👍いいね!」アイコン、と連想される方は多いと思います。これは、「Facebook」というSNSを象徴する素晴らしい機能、デザインであると言えます。
一方Twitterでの相手に好意的で肯定的な印象を与えるアイコンのデザインは「🌟」アイコンです。
良く言えばシンプルで見やすい、悪く言えば地味で普通、だと思います。
Webサイトのリンクを保存する「ブックマーク」の機能も「🌟」マークで既に示されているので、「Twitter」を象徴するインパクトのある機能、デザインではないと言えます。
- 「👍いいね!」の弱点。
しかし、「👍いいね!」アイコンにもデメリットがあります。
「👍いいね!」アイコンに用いられている「サムズアップ」は、国によっては侮蔑する表現となり不快な印象を与える難点がある。Facebook自体、使用することすら敬遠される恐れがある。
その為、全世界で好意的で肯定的、尚且つ広い範囲で利用できる「♥」マークの方が有用性が高いとの判断を下したのだと思います。「Instagram」や「Tumblr」では既に実装済みです、それらを考慮して「Twitter」でも「🌟:ふぁぼ」から更に好意的で肯定的な印象を与える「♥:いいね」へ変更したのだと考察しました。
- まとめ。
「Facebook社」がユーザー獲得を狙いづらい地域を「Twitter社」が獲得する、その戦略を今回のアイコン変更で読み取りました。それは両サービスの利用率が、常に拮抗しているライバル会社であるからです。その為新規ユーザーの確保にTwitterが先手を打ったと。
Twitterは全世界に多くのユーザーを有していますが、今ではユーザーが減少傾向にあるとのことです。これは他のSNSでも例外ではありません。(減少の原因は割愛します 。)
今回の変更が、果たして新規ユーザーの獲得に繋がるのか?
SNS全体の動向を見守りたいと思います。