何が何やらワケワカメ

映像作品(主に特撮やアニメ、ホラー)について書く。

非情な一撃が迫り来る時、眼前に広がしは"あの光景"…な第22話。(ドラゴンボール超 感想)

ドラゴンボール超」感想。第22話。

「チェーンジ!まさかの復活!その名はギニュー!!」 (脚本:福嶋幸典)

  • 盛者必衰。

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ゴテンクスが参戦するまでは独壇場だったのに…。

劇場版とは打って変わりタゴマの大活躍している姿が見れて嬉しかったのですが、それも微々たるものでしたねえ~(((^^;)もう少しアニオリ展開を見せてくれても良いんですよ?この部分は、引き延ばしとは違うのだから。

股間にクリティカルヒットして悶絶したり、ギニューの魂と入れ替わったことで、タゴマの表情豊かな姿を見れたのは良かった。

  • 「強さ」の基準がワケワカメ。

  1. タゴマ"アルティメット悟飯"と同等の強さだと思われる。
  2. タゴマのボディを奪取したギニューは、以前のタゴマを上回る戦闘力を有する。
  3. "超サイヤ人状態の悟飯""ギニュー(タゴマボディ)"を圧倒??
戦闘描写をあまり気にしない私でも、今回のバトルは矛盾だらけで違和感ありまくり。

しかも折角シサミ(復活のF)からギニューへ対戦相手を変更したのに、悟飯が敵を瞬殺する展開は同じである。ここは対等なバトルを展開できる絶好の場面だったのに……素直に勿体ないです。
ジャコ「…タゴマという奴の力を引き出したのか。ギニューってそういう生き物なんだな」
以前悟空のボディを奪取した時はイレギュラーな事象で、本来のギニューは肉体の持ち主以上に潜在能力を引き出せるんですね。

  • 恍惚な笑みを浮かべ、悦に入る。

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ここのフリーザの姿は最高!!

 四肢を潰して悟飯の戦闘能力を削ぎ、鬱憤を晴らしながら高笑いをする。フリーザの非道っぷりが惜し気もなく披露されていました。凄く嬉しそうに笑うんですよね(((^^;)中尾さんの演技力には脱帽です。フリーザはまさに「悪」を体現する存在。悪の人格者、悪の聖職者と呼ぶべきでしょうか。

"苦痛に顔を歪める悟飯"を見て"溌剌(ハツラツ)としていくフリーザ"、対称的な二人の様子が描かれているのが印象的でした。

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そして悟飯を護るのは、やはりピッコロさんなのですね。

次週は、この怒りを糧とし闘志を奮い立たせた悟飯の反撃が始まる。挿入歌は「運命の日~魂vs魂~」でお願いします。

  • 最後に。

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忌々しい場面がフラッシュバックし、すかさず悟飯を攻撃したフリーザ。あの時の敗北が相当な屈辱であったことを裏付けています。クリリンにトラウマを植え付けたフリーザが、悟空にトラウマを植え付けられていた。
フリーザ「ざまぁみろ虫ケラ、ざまぁみろサイヤ人、ざまぁみろ孫悟空!」
尋常ではない私怨を胸に抱いてますね、復讐に執着しているのも納得です。

あと、フリーザがギニューに信頼を寄せている様子が伺えました。
「…まさかギニューさんが生きていたとは…、とても嬉しい誤算ですよ」
「あの性格だけは、何とかならないんですかね」
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第20話ではドドリアザーボンの実力を認めている台詞を発するなど、部下を正当に評価する姿勢だけは尊敬できますね。ギニューがイキイキと主君に従うのは、このような部分に惹かれているから…なのかも。

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