何が何やらワケワカメ

映像作品(主に特撮やアニメ、ホラー)について書く。

「電撃ネットワーク」感がビリビリ伝わってくる?…ような第2話。

仮面ライダーゴースト」感想。

第2話「電撃!発明王!」
脚本:福田卓郎 監督:諸田 敏


  • 「THE 博士」。

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鉄腕アトム御茶ノ水博士、コナンの阿笠博士のような、非常に博士らしく馴染み深い容姿。やはり「ゴースト」は、低年齢層の視聴者に向けて「分かりやすく見やすい作品」を意識していることが伺えます。

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いわゆる一般的な博士像止まりで、「発明家・園田」個人のイデオロギーは詳細に描かれてはいませんでした。時間の都合上省略せざるを得ませんが、ゲストキャラに深みがなくドラマが物足りないと思う反面、簡潔であり軽快なテンポが生まれていた。良し悪しありますが、見易さを考慮した上での「ゲストキャラの簡素化」なのでしょう。


  • アカリのヒロイン性。

「あの時のタケル、結構格好良かったよ」
「タケルは昔のままじゃあー」
勘ぐり過ぎなのかも知れませんが、アカリの好きアピールが堪りません。

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幼き頃のタケルは格好いい、それは今も変わらない、との発言をしたアカリさん。これは告白も同然ではありませんか? 典型的なツンデレ幼馴染みで、個人的に物凄く可愛いと思います。

  • 最後に。

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常人からは視覚できないゴーストの行動は、何となくジョジョの「幽波紋(スタンド)」を彷彿とさせる演出でした。超常現象は認識できない何かによるもの、といった感じが。

「命はそんなに軽くない!」
タケルは、自暴自棄になっていた園田に命の尊さについて説いた。再び生を取り戻す為に苦悩している現状だからこそ、あの言葉は説得力を帯びていた。「命は大切」と誰もが知っているつもりになっているが、実際は軽んじて捉えている。今回の園田がまさに典型。死を経験したことで命の大切さを噛み締めて、タケルは成長しています。
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あと14個の英雄の眼魂を集めねばならない、と気が滅入っていたタケルでしたが、オレゴーストアイコンは英雄ではない為個数にカウントされていませんでした。ということは、タケル自身が英雄となり15個目としてカウントされる、という展開もあり得るのかな。