戦慄!ライダー狩り…な第31話。
仮面ライダークウガ感想。
【episode31 応戦】脚本:竹中清、荒川稔久
- 「赤の金の力」による代償。
連日メディアによって「第4号と第39号による被害」が取り沙汰されているようです。
五代兄妹「……………」
この二人が沈黙している場面も中々珍しいです。一条さんのおかけで最悪の事態は避けられたものの、五代は甚大な被害を出した責任を感じているようです。クウガの力もまた危険であることを痛感しています。
桜子さんはそんな五代の心の内を察して、接し方に気を遣っていました。五代は皆に辛そうな姿を見せたがらないので、彼女は余計に心配になるのでしょう。
- バダー始動。
ついに本格的に動き出しました。「ゴ・バダー・バ」は、【episode21 暗躍】で既にクウガの前に立ちはだかり翻弄し続けていた超強敵です。
ドラゴンフォームで以前倒した「ズ・バヅー・バ」の双子の兄で、跳躍力を活かした戦闘スタイルの弟とは異なり徹底的にバイクを駆使した戦闘をする。グロンギ族でありながら人間以上のライディングテクニックを有している。その腕を振るい、バイク乗り達を恐怖に陥れていく。
また、首の赤いマフラー、モチーフがバッタ、バイク乗り、怪人態になる際の変身ポーズ……と、「仮面ライダー1号」を彷彿とさせる要素が数多く見受けられます。擬似「初代昭和ライダーVS.初代平成ライダー」な感じがして、熱いですね。
- ついに真っ向勝負。
さあ、賽は投げられた。(バダーの場合はコインだけど。)
「五代雄介は戦う。クウガとなって、人々の笑顔を守る為に。どんな運命が待ち受けていようと…全てを懸けて、彼は戦い続ける」
立木さんの熱いナレーションで気持ちが高ぶります。視聴者である私も五代の気分になって、バダーを迎え撃つ覚悟で次回を待つとします。
- 最後に。
「総集編」なれど、視聴は肩を抜くことなかれ。非常に見応えあります。
桜井刑事が「未確認生命体第4号」の正体をそろそろ明かしてほしいと一条に懇願したこと、武器係の「ヌ・ザジオ・レ」の活動している様子(容姿が如何にも怪しいグラサンのおっちゃん)…など。
是非配信終了までに、見返してみてください。