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私達が待ち望んだ真の『超』は次回から!!…な第27話。(ドラゴンボール超 感想)

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ドラゴンボール超」感想。第27話。

「地球爆発!? 決着のかめはめ波」 
(脚本:福嶋 幸典)

こんにちは、キャキャロット(@anothercommuni)です。本当に長かったですよ東映さん、待望の新作パート待ちくたびれましたっ。。。まあ無事映画の焼き直しも終了したことですし、過ぎたことは気にしないようにします。今後は手放しで楽しめる物語に期待するのみです。Vジャンプでは「第6宇宙編」が既に連載中とのことですが、私はほぼ情報を耳にしていないので新鮮な気持ちで視聴できるのが嬉しい限りです。さて本編についてですが、果たして悟飯は戦士として再び戦線復帰するのでしょうか?彼には学者という夢があるのだから、学業に専念する方が良いはずですけどね…。今更アルティメット悟飯になっても仕方がないので、三人目のSSGが誕生することも考えられます。そうなれば「神」のプレミアム感がどんどん失われる…「ドラゴンボールヒーローズ」ならその姿も見てみたいですけどね。父親としての悟飯の姿が板についてきた頃なので私としては複雑な心境です。では感想を述べていきます。


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■自力で神の領域へ到達したべジータ。愚直なまでに強さを追い求めた結果として、悟空には出来ないことを成し遂げた。まさに努力の天才、今後も寡黙に盲目的に鍛錬を重ねる姿が見たい。

■機敏な動きが多々あり、戦闘に見応えがあった。拳の応酬あってこそのDB。地面に叩きつけられて身体がバウンドする演出は個人的に好き。


  • 地球がっ!!

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■突如として破滅した地球、平穏な日常が無慈悲にも奪われた。一変して18号さんが焦りの表情を覗かせ消えゆく場面は、諸行無常の残酷さを感じた。直前の母子の会話が余計に切ない気持ちにさせる。また、フリーザを殺す決意を固めた悟空の険しい表情が印象的だった。自分の甘さを痛感して、彼はまた一歩成長できたことだろう。

ウイス「あ、言い忘れましたが一度時間を巻き戻したら、次に巻き戻せるのはずいぶん先なので、失敗してももう地球は元に戻りませんから」
悟空「えっ、それってどういう意味…」

■悟空の台詞を遮った演出は、何か意味があるのか。今後の物語でも「時を巻き戻す能力」が重要な役割を果たす可能性が考えられる。3分という制約が鍵なのかも。


  • 地球がっ??

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■必殺のかめはめ波。この場面には落胆。折角第25話では、空へ向けてかめはめ波を放っていたのに…。疲弊したノーマルフリーザが地球を容易く破壊できるのだから、体力が回復した悟空の攻撃なら更に容易いはずでは…というのが率直な意見。手加減しているとも考慮できるが、早い段階から気を溜めてフリーザの元へ向かっているからなあ…。
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  1. 瞬間移動でフリーザとの距離を一瞬で詰める
  2. すかさず蹴り上げる
  3. 宙に投げ出された所をかめはめ波で仕留める
■対案を提示するなら上記のシナリオ。

■SSGssは外見ではSSの色違いに過ぎないのだから、どのように進化を遂げたのか具体的な描写で示してほしい。

  • 福嶋さん良いね。

トランクス「今度来たら、俺がぶった斬ってやる」
■未来トランクスを想起させる台詞。現在も未来も、拳術より剣術の方が好みだったり。


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「ドラゴンボール超」のバッシングについて。

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■待望の新シリーズである「ドラゴンボール超」が現状ファンの期待を裏切っていることは理解している、正直私もイライラする点はある。一点挙げるとすれば、あまりにも迫力に欠いた戦闘シーン。「ドラゴンボール改」の流れで視聴していることもあり、最新作の方がクオリティで劣っていることに憤怒している。それでも否定的な部分に多少目を瞑って肯定的な感想記事を書いているのは、ネットでの不当な悪評に辟易したから。まるで番組が失敗であるかのような印象を与える書き込みが蔓延していることを憂いて、敢えて肯定的に捉えることのできる部分を取り上げて述べている。その理由は、楽しめる要素が多少なり存在するのにも関わらずそのことを伝えている人が少ない為である。

■批判している方の中には、まともに番組を視聴している方はどれ程いるのだろう。中にはスクリーンショットで切り取られた画像をまとめサイトSNSで見て、断片的な情報だけで評価してる人が居るのではないか。熟知した上で発言しろ、事細かに精査しろ、批判するな、とは言わない。しかし、本編をまともに見ていないような方々が駄作クソオワコン、失敗と発言しているのであれば今後そのようなレッテル貼りは止めていただきたい。あとドラゴンボール超の公式Twitterアカウントに直接作品についての指摘をしている方々は、多少なり言い方に配慮するべきではないか?自分は視聴者様、ネットは便所の落書き、といった感覚でいるとすれば今すぐにでもその態度を改めることを願う。

■逆に、番組を真っ当に視聴しているのであれば批判的な意見を述べても何一つ問題ない。寧ろ発言するべきだと私は思う(当然節度を弁えた上)。

■目の肥えたアニメファンを唸らせるクオリティ(特に作画)は、「ドラゴンボール超」には一切期待できないと断言できる。近年の東映アニメーション作品(現在なら金田一少年の事件簿R、ワールドトリガー、プリンセスプリキュアONEPIECE)と深夜アニメのクオリティを比較してみると、その差に愕然とするはず。では何故そのような差が生じるのか?朝~夕方、19時台に放送しているアニメ作品はスポンサーの広告料に依存した制作体制。深夜アニメ作品は「制作委員会方式」で制作している。その事情を知っていれば疑問は大抵解消される。今のドラゴンボールのクオリティに納得(諦めることが)できるかも知れない。(他にも事情はあるが、割愛する)

■しかし、脚本、作画、声優の演技などを個別に捉えて"是々非々"で評価することの出来る方であれば、「ドラゴンボール超」はある程度楽しめる作品に仕上がっていると断言できる。全ての面で高水準の作品には滅多に出会うことはない。だからこそ近年で言えば「ワンパンマン」や「ジョジョの奇妙な冒険」といった、凄いアニメ作品に出会うと楽しい気持ちで視聴できる。だが、「ワンパンマンやジョジョと比べてドラゴンボールは…w」といった批判の仕方には何か違和感を覚える。

*宜しければ「ドラゴンボール超」の現状に、何か思うところがある方はコメントください。また、記事をご覧になって不快に感じたのであれば申し訳ありませんでした。

フリーザ様の勇姿を目に焼き付けて年越しじゃああ!!…な第25話。(ドラゴンボール超 感想)

ドラゴンボール超」感想。第25話。

「全開バトル!復讐のゴールデンフリーザ」 (脚本:吉高寿男)
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こんにちは、キャキャロット(@anothercommuni)です。戦況は"悟空の劣勢"で、何とも歯痒い年内最後の放送でしたね。来年はしょっぱなから"悟空の反撃"に期待するとしましょう!先週の作画には不満がありましたが、今週は安定した良作画が多くて満足です。総作画監督は井手武生さん、作画監督の一人に島貫正弘さんと、ベテランアニメーター達の手腕に魅了されました。あとは不意討ちでシャンパとヴァドスが登場、破壊神達の戯れ(口喧嘩)に発展してその様子に癒されました。苦言を呈するならば、もう少し緊迫感を演出していただきたい。劇場版の欠点を補う役割を「DB超」に期待しつつ、感想を述べていきます。

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■アップの画が綺麗。魅せるべき場面は力を入れる、さして重要ではない場面は力を抜く、と緩急をつけてくれれば良い。今回は両者の実力をお披露目する大事な見せ場であるからに、安定した作画で満足した。

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■両者の個性的な形状の"気"が異様な存在感を放っている。密接しての戦闘になると、動きも相まって画が雑多になり見にくい場面が出てしまう。しかし、SSGssの"気"はハッタリが利いていて尚且つ従来のスーパーサイヤ人との差別化が図れているのでデザイン自体は好き。Gフリーザの"気"は、炎がメラメラと燃え上がっているようなデザイン。闘志を燃やしている今のフリーザの心情を明確に表しており、こちらも好き。

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■Aパート終盤。特筆すべき点は、空に向かってかめはめ波を撃ったこと。「セルVS.悟空」の時点で地球を破壊してしまう威力を有しているのにも関わらず、「劇場版復活のF」では地球に向かってかめはめ波を2発撃っていた悟空。地球の頑丈さにも限度があるので、流石に必殺技のかめはめ波だけは威力を考慮して使用してほしい。今回は一安心。

  • 最後に。

■「DB超」でのジャコに魅力を感じない。雑兵を一体しか片付けてない上にただ観戦しているだけ、あまりにもおざなりな扱い。彼の活躍は劇場版で是非ご覧あれ!

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 ひょこ➡ドヤッ!
■このシャンパの登場の仕方が可愛い。「第6宇宙編」に期待していることもあって、この二人が登場してくれるだけで楽しくなる。ぶっちゃけると、新規のシナリオが見れるだけで嬉しい。あともう少しの辛抱…。

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シャンパ「命拾いしたな、ガリガリ!」
ビルス「こっちの台詞だ、おデブ!」

■まず、標準体型の"破壊神"を見せてくれ。シャンパ様は柔らかそうなマシュマロボディで、抱き枕を商品化したら需要ありそう。


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べジータ「ちっ、クソったれフリーザめ。勿体ぶらずに早く奥の手を出しやがれ」
ブルマ「…あの最悪なクソったれフリーザが甦って…」(劇場版復活の『F』)
■夫婦揃って口が悪い。似た者同士で気が合うのかな。関係ないけど、この場面のブルマが可愛い。何かドキッとした、座り方の問題かな。


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