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シャンパへ特大ブーメランが襲いかかる…な第36話。(ドラゴンボール超 感想)

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ドラゴンボール超」感想。第36話。

「まさかの大苦戦! ベジータ怒りの大爆発!」
脚本:小山 真

こんにちは、キャキャロット(@anothercommuni)です。不満な点なく楽しめた回は久々でした。何が良かったって、今まで腑に落ちなかった点について解答が得られたからですね。何故悟空達は全力で戦わないのか、それはヒットを警戒しているが為に手の内を知られたくなかったから…と、明確な理由があって一安心です。単なる舐めプじゃなくて良かった(笑)では感想を述べていきます。

  • VS.マゲッタ戦、決着

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■必殺技のオンパレード、「ギャリック砲」や「ファイナルフラッシュ」が次々に繰り出され、ハッタリの効いたド派手な画が多くて満足。あと、以前から「超」での戦闘シーンは戦いの最中の「間」が足りないと感じていたのだが(悪い意味でテンポが良すぎる、一つ一つの場面が淡白な印象)、今回の戦闘では技を放つ際に時間を掛けて気を高めている演出がなされていたので更に満足満足。

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べジータ「この…この俺が…この俺さまがルールなんぞに救われただと? ふざけやがってえー!!」
■不意を突かれて場外へ、べジータの心情としては敗北したも同然。マゲッタに出し抜かれて、尚且つ運良くルールにより敗北を免れた……べジータが憤怒してしまう気持ちが如実に伝わってくる。敗北していない以上、この怒りを払拭するには圧倒的な力の差を示すしかない、なら「ファイナルフラッシュ」で勝負を決めにいくよね。この一連の場面は、べジータのキャラクター像が掴める良い場面だなあと。

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シャンパ「…ちゃんと闘技場には、空気が出入りするように作ってあるさ…」
■マゲッタが試合を有利に進められるようルールが追加されたことは明白。シャンパが卑怯な手段をとったことに変わりないのだが、通気できるようバリアが設計されていたことで、「一応」極端に不公平な試合ではなかったことは、個人的に良かった。というのも、第6宇宙の選手の戦い方は、小細工を仕込んでいたり、ルールを改変したりと、小賢しい部分が露骨に伺える。しかし、「一応」べジータ側が完全に不利な条件ではなかったし(グレーゾーンではあるけど)、マゲッタの愚直なまでのパワーと火力押しの戦闘スタイルは単純に強いし…と、ヴァドス御姉様の言葉通り両者激しい攻防を展開してくれた「良い試合でした」。次のキャベ君にも、白熱した試合を期待しちゃうよ。

  • ヴァドス御姉様の論破術

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シャンパ「あいつバカだねー。頭にきて暴走しちゃってるよー。かっこ悪~い」
ヴァドス「バカでかっこ悪いのは、シャンパさまです」
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シャンパ「こらヴァドス。何で壊れないように作っておかなかったんだ?」
ヴァドス「シャンパさまが『バカ、そこはどうでもいいんだよ』って仰ったんじゃありませんか」
■今更ながら、ヴァドスの受け答えは特徴的で、シャンパの発言の引用が多い。これではシャンパはぐうの音も出ないね、だって自身の発言を突きつけられるのだから。実際の討論の場でも、自分の発言に説得力を持たせたい時に有効なテクニックだと思う。是非、私も活用してみたいなあ。


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