何が何やらワケワカメ

映像作品(主に特撮やアニメ、ホラー)について書く。

ピッコロさんの優しさに心癒される…な第19話。(ドラゴンボール超 感想)

ドラゴンボール超」感想。第19話。

「絶望ふたたび!悪の帝王・フリーザの復活!」    (脚本:小山真)

  • あらすじ

フリーザが君臨していた頃と比べようも無い位、弱体化が著しいフリーザ軍。これを嘆く参謀ソルベは、フリーザドラゴンボールで復活させようと動き出した!(出典:ドラゴンボール超公式HP )

「劇場版 復活のF」をご覧になられた方なら、あらすじを見ただけで大体の内容が想像できるかと思います………TV版もほぼ同様の内容です。

ですので「復活のF編」は、劇場版と比較し差異を見つける楽しみ方が好ましいようです。


  • 「F」再臨。

復活のシーンは、是非劇場版で見ていただきたい。マキシマムザホルモンの「F」がフリーザの存在感を遺憾なく引き立たせており、同じ場面でも迫力が桁違いでした。劇場版を観ている身としては、TV版は物足りなかったかな。

それより気になったのは、 タゴマの台詞。

「私は昔、フリーザ様をチラッと見た程度なのですが…小さくてそんな凄いとは思いませんでした」
「…もし期待外れだったら、名前だけのうっとおしい独裁者に過ぎませんよ」

「F」、完全に舐められてる……(;´д`)

フリーザによる絶望感を味わった視聴者としては、タゴマには一度痛い目にあってもらいたいですね。フリーザの恐怖を身を持って知るがいい……ふっふっふ。(因みに上記でのタゴマの台詞は、劇場版ではカットされていましたが入場特典のF巻にはきちんと記載されています。)

そう言えば、懐かしいアイツの姿も確認できました。もしや彼も復活? 


  • 平和な日常は素晴らしい。

f:id:hirohobby:20151115115540j:image

微笑ましい光景ですね。この姿は悟飯やビーデルと親睦を深めている証です。パンちゃんも恐がる素振りを見せず、寧ろ楽しそうにしていました。

この場面を見て

「うおおおおおおお!!(゜ロ゜ノ)ノ」

と、大人げなく感極まってしまいました。

「DB超」の強みは、このような戦士以外の一面が垣間見れる所にあります。キャラクター達の人間味が感じられる場面は、大歓迎。


  • ピラフの葛藤。

f:id:hirohobby:20151115123839j:image

ソルベ達にドラゴンボールを渡すことを躊躇していたピラフ。ここは個人的に特筆すべきポイントであると思いました。

部下達の悔しそうな顔を見渡し、自分達の野望が成し遂げられないことに対する憤りを、ピラフの表情や仕草などから感じました。また最後、落ち込むピラフを急かさずフォローするマイとシュウ、ピラフ一味の絆の深さを象徴していたと思います。劇場版には無かった要素で、是非「DB超」本編で確認してもらいたい場面でした。


  • 最後に。

f:id:hirohobby:20151115131512j:image

今回の修行シーンは躍動感があり、中々の迫力でした。やっぱりスピード感が大事なんですよね、DBの戦闘は。「神と神編」では、やけに鈍いパンチの応酬ばかりで不安しかありませんでしたが、徐々に演出が改善されているのであれば嬉しい限りです。


f:id:hirohobby:20151115141948j:image

また、第19話からOPの映像が一部変更されました。新生フリーザ軍のカットが堪らなく格好いいです。EDのクレジットを確認してみると

OP作画監督:山室直儀
OP原画:山室直儀 大西亮

やはり山室さんでした。

ドラゴンボール改ブウ編」の時もEDテーマ5本全ての原画を担当、DB超でもEDテーマ2本の原画を務めています。相変わらずテーマソングの原画は山室さん任せの体制なんですねえ。 


今回も面白いツイートを見掛けました。

リニューアルした神龍の力は計り知れない……という解釈で納得しましょう…?