さん付けに違和感を覚えつつも、それでも可愛いあの家族…な第20話。(ドラゴンボール超 感想)
「ドラゴンボール超」感想。第20話。
「ジャコからの警告!迫り来るフリーザと1000人の兵士達!」 (脚本:吉高寿男)
- 独裁者フリーザ。
口答えする部下には容赦ない仕打ち。やっぱりフリーザはこうでなくちゃ。この姿は断じて、「理想の上司像」ではありません。非情さ冷徹さ狡猾さ卑しさ、"悪の帝王"として君臨していた所以はこれらを兼ね備えていたからです。所詮は彼のカリスマ性に悪の因子が群がっているに過ぎない、だからソルベも頼らざるを得なかった。「善良」とは無縁の男、更なる悪行に期待です。
- ジャコとチビ達。
ジャコは性格が幼い印象なので悟天トランクスとは相性良いのかと思いきや、一方的にタジタジにされていました。挙げ句の果てに宇宙船まで……サイヤ人恐るべし(?)。
*ここで面白いシーンが。
お前のパパなんだよなぁ… #ドラゴンボール超 pic.twitter.com/tD2omPTPQO
— まつさん (@you_bet_11) 2015年11月22日
しかもお前のママの姉は「タイツ」という名で、存在がタイツだし。…まあ意味合いは違うけど。とにかく、ここのネタは秀逸過ぎました。自然と笑いを誘うテクニックが凄い。
個人的には「ここ笑い所ですよ、面白いでしょ?」といった、如何にも狙いにいった笑いは好きではないのでDBは本当に自然的で凄い。
- 「かっこいい…」
と、言っている18号さんは「可愛い…」。とにかく最高\(^-^)/劇場版と比較すると、口調が少し穏やかになっており、また夫の身を案ずる様子が強調されていました。
「晩御飯の用意、しといてくれ」
そう言い残し飛び立つクリリン。家族の為にも決して死なない、その覚悟が感じられる台詞でした。
また、マーロンがいる今18号さんに危険が及ぶことは避けたい。その為に、戦闘に参加したい妻の申し出を退いたクリリン。ふと、ブウ編時での姿を思い出しました。
「俺がやらなきゃ、誰が女房子供を守るんだ」
今も昔も、進んで己のみで戦うことを選択しています。家族を想う気持ちは変わっていないんですね。
- 最後に。
予告でのタゴマ。まさかの下克上か?
ソルベとの上下関係が崩壊の予感。あの従順だった彼は何処に……ですが、劇場版との差別化が図られていて個人的には嬉しい展開です。
更に次回のタイトル。
悟飯を撃つ…………(゜д゜)相変わらずの東映節だ。壮絶 超絶 ネタバレ レッツゴー♪
ビルス様の追及に口から出任せで誤魔化すウイスさんや、超サイヤ人ゴッドSSへ変身する兆候が見られるなど、見所が多く満足度の高いエピソードでした。