ブルマの鬼の形相を楽しむ日常回…な第31話。(ドラゴンボール超 感想)
「ドラゴンボール超」感想。第31話。
こんにちは、キャキャロット(@anothercommuni)です。Google宇宙人こと「ズノー様」に質問する機会が与えられたにも関わらず、聞き出せた情報は超ドラゴンボールの詳細についてのみでした。ブルマ達が一番知りたかったはずの、宇宙の中心の位置は結局聞けずに終わりましたとさ…。となると、今回のブルマの苦労は一体何だったのか、また超ドラゴンボールをいち早く探すブルマの魂胆はどうなってしまったのか…。恐らくは、格闘試合をする「名前の無い星」が宇宙の中心でしょうね。そこで偶然にも探知してしまう展開になるのでしょう。では感想を述べていきます。
- サイヤ人の女
悟空「お互え気ぃ強え嫁さんだな」
べジータ「ふん。ま、まあな。だが、俺は嫌いじゃない」
悟空「そんなこと言ったら、オラだってチチんこと好きだぞ」
べジータ「気が強い女しかいないサイヤ人の血だ」
■サイヤ人が好む女性の傾向が明らかにされた。これには納得で、道理で口うるさい嫁と文句なく一緒に過ごせるわけだ。そして、ピッコロさんも長年の疑問が解消された様子で良かった良かった。
- ブルマの受難
ズノー「83.4センチ。以前は87センチだったが、少し萎んで垂れた」
ズノーの付き人「そちらの少し胸が垂れてしまった女性も、質問がおありですか」
■ブルマのバスト事情が白日の下に晒された。追い討ちをかけるかの如く、空かさずズノーの付き人が繰り返しデリカシーのない発言をする。このテンポが絶妙に面白い。べジータがその場にいたら、激怒すること必至。
- ジャコやるじゃん
■念願の、ジャコの見せ場が到来。目の前の食い逃げ常習犯を逮捕すればズノー様への謁見が可能になるかも知れない。しかし、逮捕すれば自分にとって不都合な真実(銀河天然記念物の破壊)が明るみになる。それでも、自分へ感謝の気持ちを伝えたブルマの力になりたいと思い、最終的にはゲップマンを逮捕した。去り行くブルマとゲップマンを見て葛藤する姿は、彼の良心的な面を見事に表現していた。そして、行動に移したと。
ジャコ「…この距離ならお前が引き金を引くより、私の攻撃の方が速い。だから降参しろ」
ゲップマン「ふ、ふざけやがって!」
■何より、ジャコの強くてカッコイイ姿がDB超で披露されたことが喜ばしい。単なるネタ要員は不要。
■素早く攻撃することが可能だが、ズノーの付き人へ銃口が向けられている状況は、被弾する危険性があり好ましくない。よって、ゲップマンを挑発して銃口を自分へ向けさせたジャコの戦術はお見事(個人的な解釈)。機敏で無駄のない動きは見応え充分。
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「『格闘試合』へのおさらい 残り二人のメンバーは誰だ!?」(脚本:福嶋幸典)
こんにちは、キャキャロット(@anothercommuni)です。今回は総集編でしたね。本音を述べるなら、少し前まで映画のおさらいをしていたようなもんじゃん…テンポ悪いなあ、と残念に感じた所存です。しかし、格闘試合が始まれば作画の製作に割く時間も膨大になるはずですので、その為の準備期間を設けたと思えば今回だけは我慢できます。決して「ドラゴンボールZ」のクオリティまでは求めません(それは劇場版シリーズで)、ですが低予算のTVシリーズでももう少し趣向を凝らせば見せ方はあるはずですので、今後の戦闘シーンでの作画や描写に期待しています。では感想を述べていきます。
- 悟空×べジータ
■ウイスの元で修行をすることになって以来、確実に二人の親密度が増している。今回は、互いが互いの性格を深く把握している描写が目立った。説明が不得手な悟空をフォローした、また、悟空の言わんとすることを理解していたべジータ。出し抜かれることを嫌うべジータの心理を突いて、「精神と時の部屋」へ同行するよう誘導した悟空。
- ブウ×サタン
ブウ「俺は願いなんか無いぞ。欲しいものは全部サタンにもらってる。勝ったら、俺の代わりにサタンが好きなこと願え」
サタン「それじゃあ私の為に…ブウさん!!」
■無邪気どころか、純真無垢になったブウ。以前までのブウは、ビビディやバビディといった凶悪な連中が側にいたことから殺戮に興じる負の面を兼ね備えていたが、サタンと行動を共にするようになり今では穏やかな心情になりつつあるのではないか。ブウに生じたその変化に、サタンは相当嬉しい様子であった。焦燥から一転して歓喜へ。
■あと、ウーブの出生について悟空がさらっと言及していた。本当にさらっと…。この件は必要だったのかな(^_^;)
- 悟飯×ピッコロ
■二人で修行をしている場面は久々。再び鍛錬を共にすることになって、ピッコロは内心喜んでいそうだ。折角の機会なので、ピッコロの胴着を身に纏う悟飯の姿が見たかった。
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「格闘試合開催決定! 主将は悟空よりも強いヤツ」脚本:キング・リュウ
こんにちは、キャキャロット(@anothercommuni)です。新アイテム「超ドラゴンレーダー」は、如何にも玩具っぽさが感じられるデザインでしたね。恐らく商品化待ったなしで、販売価格は3000円程度でしょうか。同時間帯に放送していた「トリコ」では、「グルメスパイサー」や「ペロットリーダー」といった原作には無い(謎)アイテムが登場していました。DB超も玩具販促番組として、物語に干渉するアイテムが次々に登場するのでしょうか、それは率直に嫌ですね…。あと、べジータブルマ夫妻の平時での関係性が分かる描写が多かったですね。夫を脅迫の道具として利用するブルマ、ビルスの咆哮時にすかさず妻の身を案じるべジータ、そして仲睦まじい二人の様子…など、見ていてニヤリとしてしまう場面に溢れていました。では感想を述べていきます。
- パシリと役立たず。
べジータ「俺が目指すのは、あくまでナンバーワンの座。ビルスもウイスもシャンパもヴァドスも、いずれ全員ぶっ倒す!」
■ビルスを上回る力を手に入れた時には、態度を一変して手のひら返しするべジータが見たい。そして、強者共を蹴散らして下克上を成し遂げてくれ。だからこそ、力を得る為に今は堪え忍ぶ時だ。
■破壊神の出現はDBの世界に多大な影響をもたらした、その一例が神龍の扱い。神龍の存在感が年々薄らいでいる…。この哀愁漂う姿を見て、身につまされる思いを抱いてしまった。あと悟空は、界王のこと忘れないであげてね。
- ビルスの真意とは。
ビルス「…強いて願うなら、全ての世界を消しちゃう!!……なんてのもゾクゾクするほど楽しそうだなあ」
■意味深な発言と不敵な笑みを浮かべるビルス、それに対して焦燥するブルマの姿から察するに、「超ドラゴンボール」総取り合戦は、シャンパとビルスの兄弟喧嘩に留まらず地球人と破壊神の抗争にも進展しそうだ。ビルスは悟空達と「知人以上仲間未満」の近しい間柄になっていたと思いきや、まだ油断のならない怪しい存在のようだ。ビルスの行動理屈が明かされた時、発言の真意を汲み取れる。
■悟空のシャドーボクシングは、動作にキレがあり僅かなシーンながらも目を見張るものがあった。ところで、上記の場面を見ると、悟空はビルスに向かって蹴り技を放っていたということになる。何て大胆な奴。
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