何が何やらワケワカメ

映像作品(主に特撮やアニメ、ホラー)について書く。

野郎達による熱い友情を堪能する…な第30話。(ドラゴンボール超 感想)

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ドラゴンボール超」感想。第30話。

「『格闘試合』へのおさらい 残り二人のメンバーは誰だ!?」(脚本:福嶋幸典)

こんにちは、キャキャロット(@anothercommuni)です。今回は総集編でしたね。本音を述べるなら、少し前まで映画のおさらいをしていたようなもんじゃん…テンポ悪いなあ、と残念に感じた所存です。しかし、格闘試合が始まれば作画の製作に割く時間も膨大になるはずですので、その為の準備期間を設けたと思えば今回だけは我慢できます。決して「ドラゴンボールZ」のクオリティまでは求めません(それは劇場版シリーズで)、ですが低予算のTVシリーズでももう少し趣向を凝らせば見せ方はあるはずですので、今後の戦闘シーンでの作画や描写に期待しています。では感想を述べていきます。


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■ウイスの元で修行をすることになって以来、確実に二人の親密度が増している。今回は、互いが互いの性格を深く把握している描写が目立った。説明が不得手な悟空をフォローした、また、悟空の言わんとすることを理解していたべジータ。出し抜かれることを嫌うべジータの心理を突いて、「精神と時の部屋」へ同行するよう誘導した悟空。

  • ブウ×サタン

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ブウ「俺は願いなんか無いぞ。欲しいものは全部サタンにもらってる。勝ったら、俺の代わりにサタンが好きなこと願え」
サタン「それじゃあ私の為に…ブウさん!!」
■無邪気どころか、純真無垢になったブウ。以前までのブウは、ビビディやバビディといった凶悪な連中が側にいたことから殺戮に興じる負の面を兼ね備えていたが、サタンと行動を共にするようになり今では穏やかな心情になりつつあるのではないか。ブウに生じたその変化に、サタンは相当嬉しい様子であった。焦燥から一転して歓喜へ。

■あと、ウーブの出生について悟空がさらっと言及していた。本当にさらっと…。この件は必要だったのかな(^_^;)

  • 悟飯×ピッコロ

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■二人で修行をしている場面は久々。再び鍛錬を共にすることになって、ピッコロは内心喜んでいそうだ。折角の機会なので、ピッコロの胴着を身に纏う悟飯の姿が見たかった。

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時の流れは残酷、もうあの頃のままではいられない…な第29話。(ドラゴンボール超 感想)

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ドラゴンボール超」感想。第29話。

「格闘試合開催決定! 主将は悟空よりも強いヤツ」脚本:キング・リュウ

こんにちは、キャキャロット(@anothercommuni)です。新アイテム「超ドラゴンレーダー」は、如何にも玩具っぽさが感じられるデザインでしたね。恐らく商品化待ったなしで、販売価格は3000円程度でしょうか。同時間帯に放送していた「トリコ」では、「グルメスパイサー」や「ペロットリーダー」といった原作には無い(謎)アイテムが登場していました。DB超も玩具販促番組として、物語に干渉するアイテムが次々に登場するのでしょうか、それは率直に嫌ですね…。あと、べジータブルマ夫妻の平時での関係性が分かる描写が多かったですね。夫を脅迫の道具として利用するブルマ、ビルスの咆哮時にすかさず妻の身を案じるべジータ、そして仲睦まじい二人の様子…など、見ていてニヤリとしてしまう場面に溢れていました。では感想を述べていきます。


  • パシリと役立たず。

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べジータ「俺が目指すのは、あくまでナンバーワンの座。ビルスもウイスもシャンパもヴァドスも、いずれ全員ぶっ倒す!」
■「神と神」でべジータの変貌した姿に落胆した人達の気持ちが少し理解できた。べジータがパシリ呼ばわりされようとは…。

■ビルスを上回る力を手に入れた時には、態度を一変して手のひら返しするべジータが見たい。そして、強者共を蹴散らして下克上を成し遂げてくれ。だからこそ、力を得る為に今は堪え忍ぶ時だ。

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■破壊神の出現はDBの世界に多大な影響をもたらした、その一例が神龍の扱い。神龍の存在感が年々薄らいでいる…。この哀愁漂う姿を見て、身につまされる思いを抱いてしまった。あと悟空は、界王のこと忘れないであげてね。

  • ビルスの真意とは。

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ビルス「…強いて願うなら、全ての世界を消しちゃう!!……なんてのもゾクゾクするほど楽しそうだなあ」
■意味深な発言と不敵な笑みを浮かべるビルス、それに対して焦燥するブルマの姿から察するに、「超ドラゴンボール」総取り合戦は、シャンパとビルスの兄弟喧嘩に留まらず地球人と破壊神の抗争にも進展しそうだ。ビルスは悟空達と「知人以上仲間未満」の近しい間柄になっていたと思いきや、まだ油断のならない怪しい存在のようだ。ビルスの行動理屈が明かされた時、発言の真意を汲み取れる。

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■悟空のシャドーボクシングは、動作にキレがあり僅かなシーンながらも目を見張るものがあった。ところで、上記の場面を見ると、悟空はビルスに向かって蹴り技を放っていたということになる。何て大胆な奴。


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再びアレが大活躍、そして東洋水産さんはこの笑顔…な第28話。(ドラゴンボール超 感想)

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ドラゴンボール超」感想。第28話。

「第6宇宙の破壊神 その名はシャンパ」
脚本:キング・リュウ 

こんにちは、キャキャロット (@anothercommuni)です。無事新作パートが面白くて、一安心しました。まずは情報量の多さに感激です。2つの惑星を足して13になる者同士が対の存在、超ドラゴンボールの存在、破壊神の衝突は宇宙の消滅を意味する…など新たな設定が目白押しで見応えがあります。やはり、再放送を見ている感覚に陥っていたことが苦痛を伴っていたんですね…過去の事ですが。あとは、何故各宇宙の選抜選手による試合に発展するのかが疑問でしたが、代理を立てた上での破壊神の対決であったことが判明してスッキリしました。対決の経緯が良い意味でバカバカしいです。今後殺伐とした雰囲気に発展する可能性がありますが、今の鳥山先生が描きたい物語は殺し合い以外の何かであると私は感じているので気楽に楽しむつもりです。では感想を述べていきます。


  • 地球最強。

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■「カップラーメン」に舌鼓を打つ姿は、庶民的で愛嬌が感じられる。シャンパが本当に美味しそうに頬張るんだよなあ~、良い広告塔だこと。ただのラーメンではなく「カップラーメン」であることが個人的にアツい。日清では「カップルヌードル べジータ」を発売していることもあり、近年ドラゴンボールはやたらとインスタント麺との縁がある。

  • 悟空はとことん止まらない!!

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悟空「よっしゃあ!」
■好奇心旺盛で後先顧みず、な悟空。シャンパとヴァドスの出現により、更なる強敵の存在に興奮を抑えきれない。地球を賭けた試合であることなど彼にとっては二の次だ、とにかく戦うことが喜び。未知なる強敵に思いを馳せる悟空の姿に、「悟空はやっぱこうでなくちゃ」と視聴者ながらに頷いた。

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べジータ「修行も大事だが、実戦の緊張感の中で磨いてこそ、技は完成に近づくというもの」
■一方で、冷静な判断に基づいた行動を取るべジータ。慢心や過信を抱かねば、彼は本来思考を巡らせた行動が取れるのだろう。サイヤ人の性を制御することができるか。

  • 体型ネタ。

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■ヴァドスやビルスに、肥えた体型を何度も指摘されるシャンパ。体型のせいかシャンパの首には金の装飾がない、全身が贅肉に包まれたマシュマロボディ。しかしビルスの体型と比較すると、多少肉付きのよいこちらの方が健康的に見える。

■また、少しの運動で息を切らしていた。まともに戦うことができるのかが心配になるレベルで、そう考えるとアクティブに動ける魔人ブウはやはり異形だ。

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■摂生する気などまるで皆無。食欲に貪欲で忠実だ。美味しい食べ物に溢れている地球は、第6宇宙に是が非でも欲しい。

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ビルス「脂肪分の取り過ぎは体によくないからね。脂肪分の取り過ぎはね
■第1話での台詞は、シャンパの体型に対する皮肉が込められていたのかも。


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